立派な蛇になりました。

他人のミスで
私が不利益を被る場面がありまして。

久々に
しっかり怒りました。

すみません!
私のミスで、かくかくしかじかで、、
うんたらかんたらで、、
林田さんは、このようになってしまいました!
申し訳ございませんでした!

と、、、

謝る姿に
フツフツと怒りが湧いてきました。

他人のミスのせいで
私が不利益を被る
も、勿論、なんだ、そりゃあ?
でしたけど

いい歳したオトナですので
そこは、

まあ、誰にでもミスはあるし
私もよく失敗して
ひとに迷惑かけてるし

と、こらえられるのですが

謝罪

という場面で


マスクしたまま
笑いながら
すみませんでした!
という姿勢にカチンときました。

会社の上司と部下でもなけりゃ
面倒みなきゃいけない後輩でもないし
そのままブチ切れて
お金返してもらって
帰ろうかな、とも思いましたが

何故か
しっかりと怒りたくなり

ガタガタ喚いたりはせず

真っ直ぐ相手の目を見て
静かに

不愉快です
と言いました。

おねえさんは
え?
という顔をしたあとに
下を向いて
黙ってしまいました。

20秒ぐらいかな
黙ったあとに

すみません、、
怠慢と思われても仕方ないと思います

と言われたので

怠慢と思われた、、のではなくて
それは怠慢です。
笑いながら謝られても
何も伝わってきません。
不愉快です。

と、言うと

自らマスクを外し
表情もやっと真剣な顔を見せてくれて
立ち上がり

申し訳ございませんでした!
と頭を下げてくれました。

ここで、やっと私も相手を許せて

わかりました。
わかっていただけたのなら
もう大丈夫です。
もう怒ってないですよ

と笑顔を見せることができました。

あきらかに10こぐらい年下の女性に
この態度って
大人気ないのかねー?
私もツボネになったもんだ
私に真剣に怒られるなんて
かわいそうに、、、
怖かっただろうな
最後、涙目だったし、、

まさに
蛇に睨まれた蛙みたいだったなー、、、。

なんて

バカみたいな感想みたいなもんが
後から後から
わいてきましたが

その後おねえさんは

こうしてみました!
こう考えたのですが!


一生懸命
私の不利益を軽くする誠意を
見せてくれました。

その姿を見て

私かっこ悪いのかもしんないけど
怒ってよかったなあ、て
思いました。

このひと
本来、一生懸命な可愛いひとなんだろうなあ

でも
その謝り方ダメだよ、て
言われたことなかったのかもなあ、、、

もし、しっかり怒らなかったら
多分、私は
このひとを嫌いになっていたんだろうな。

嫌いにならずに済んでよかったです。

数年前に友人から

けーこって滅多に怒らないけど
怒るとメデューサみたいだよね!
*\(^o^)/*
て笑われたの
思い出しました。

今は空気を読む時代で
怒りもお金で解決したり
黙って持ち帰った怒りを
2ちゃんねる
とかに書きこむのでしょうか。

時代遅れの自分は

それでも

こっちが正解

と思っていたい、なんて

傲慢にも思ってしまった夜でした。

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keiko