光が射した

続き。


翌日、いつもより早く目が覚めました。
目が覚めると同時にiPhoneを見ましたが

勿論、なんのメールも
着信履歴も、ありませんでした。


泣きたいような気持ちで
今日のレコーディングメンバーに
謝る心構え、、
何て言おう、、、


連絡をとってくださる方も
可能性はかなり低いと思います
とおっしゃっていたし。


だいたい内容からして
日本の無名な小娘が
あ、40代だから
小娘とは言わないか

いきなり
あなたの曲をレコーディングして
発売することを許諾してください！

その理由は？

あなたが大好きだからです！


て、、、、

あんた、いったい、
何言ってんの？
てな話です。


覚悟を決めてメンバーに電話！
と思っても、
事がすすまない悔しさ
他人をがっかりさせたり
嫌われるのかな、と思う怖がる気持ち


毛布にくるまって身動きできないまま
二時間近くウダウダしてたのかなあ。


あきらめよう！


と思ったその時
電話が鳴りました。



許諾いただけました！
マネージャーにあたる方から
返事きまして、、




え、、、えーっ！！！


マネージャーさんからですか！！


はい！



許諾いただけ、、たん、、ですね？
マネージャーさんは、なん、、て？



彼も、カバーしてもらえることを
とても喜んでくれているそうです！



ほんとですか？！！
ほんとですかーっ！！！



ありがとうございます！
ありがとうございます！
と言いながら
もう

泣いて話せなくなりました。
嬉しいのと、ホッとしたのと。



まだ一度もお会いしたことのない方が
本当に全力を尽くしてくださった





光が見えだした瞬間でした。