スーパーひたち単3

続く時には、続くものでして。

ちっくしょー！！
このやろう！
から、、

まあ、
しょうがあんめ、、、
にまで

もっていくのが早くなったのは

オトナになった
ということなのでしょうか。

本当に
いっぱいいっぱいになると
全部放り出して
田舎に帰りたくなります。

実際には帰らないんだけど。

そう思った時に
故郷の情景が浮かぶというのは、、

自分に
故郷というものがあって
本当によかった

そんなことを再認識させられる時間でもあります。

福島県南相馬市小高区

私にとっては
いつまでたっても小高は
小高区じゃなくて

ただの
小高

なんだけど。

まだ誰も住んでいない町で
秋祭りが開催されていました。

ロッコクソングの時も
そうだったけど

人の住んでいない町で
秋祭りやっちゃうのが
（どうすんだよ？）

あのへんの人らの
性格の根っこというか、、
私も、ね。
笑

行きたかったなあ。

FBで
まるで川のように流れてくる
秋祭りの記事を流し読みしながら

なんとも1人
寂しい気持ちになっていました。

とても感謝していることがあって。
最近の南相馬市のイベントで
よく
プラレールを目にすること。

ロッコクソングでは
私の歌う目の前を
スーパーひたちのプラレール
走らせてくれたし、笑

おそらく
別な土地から南相馬にきてくれた
ある方の気持ち一つ！！
の出発から
まわりが賛同し
推し進めたのかな？

きてくれて、よかった。

詳しいいきさつは
何もわからないけれど
地元の仲間たちが
仲間が仲間を呼んで
その仲間が
そのまた仲間を巻き込んでゆく流れが

まるで目の前で見ているかのように
浮かびました。

私、頑張ってるよね
頑張ってんじゃん！
頑張ってきたよね、、、
だから
多分、、、

なんとかなる！！

そうやって
荒ぶる心をなだめていたら

ふと
十数年前の記憶が。

どうしても写真が見たくなって

夜中に押し入れ引っかきまわしました。

あったーーー！！

埃にまみれながら
写真を見つけて
何もわからないまま
必死に頑張ってきた自分を
包んであげたい気持ちに
なりました。

震災前まで
故郷には
いつでもスーパーひたちで帰っていたので
彼らにとっても
スーパーひたちは
特別な大好きな電車で

プラレールが大好きで
スーパーひたちも電池で動いていると
信じている彼らの
言うがままに書かされて

彼らのスーパーひたちは
電気でも電池でもなく
私の腕力で動いていた

リハとライブの無い日は
ほぼ毎日
スーパーひたちの動力と化していた気がする
畳は擦り切れ
私はへとへと。

ロッコク
国道6号線が
私たちを繋ぐ道であるように

スーパーひたち
も、また
私たちを繋ぐ電車なのです。

🎵
HTC
さあ電車に乗って行こうぜ
海岸線を走るのさ
長いトンネルを抜けたら
見上げる空は晴れているはずさ
ride on!
ride on the HTC!
🎵

スーパーひたちは
富岡も
大熊も
双葉も
浪江も
通るんだよ


いつかきっと

スーパーひたちに乗って
小高の秋祭りに行こうね。