いてくれるだけ。

突然やってきて
勝手にすき焼きつくって食べていた父。

翌日の朝、、


おっはよー!
レオナルドー!
朝ごはん、食うがい?


父の布団をふんむくと


!(◎_◎;)

、、、、。


いませんでした。


マジか、、、。

確かに、わがんね!
て言ってたけど、、。

レオナルド、またね、
気をつけて帰ってね、とか

言いたかったな。

朝からパニック、とまではいかないものの
なんだか妙にしんみりして
泣きたいような
寂しい気持ちになりました。

父が突然いなくなるのは
子どもの頃から慣れているけれど
こういう人だって、
わかってはいるけれど、、

うんたら、かんたら、、しくしく、、
しくしく、、、
となった瞬間


うっほほーい!

ガチャ!
と玄関の開く音がして

片手におにぎり持って
ほっぺにご飯粒つけたジイさんが
帰ってきました。

何やってんの!
どこ行ってたの!
朝は、うほほいじゃなくて
おはよう、でしょーがあっ!

朝は気持ちいいがら
公園散歩して、
おにぎり食ってぎだ

、、、。

あの、私のしくしく返してよ。

突然家にいて
うわっ!
なんかいる!
ていうのと

ちょっと外に出ては
家に戻った時

あ、まだいた!
というのとのインパクトの比率が

同じものになりつつあります。


ケーキを買って帰りました。

私、今回バタバタで
なんもしてやれなくて
ごめんなあ、

今回は競馬も一緒に行げねーがらさ
ケーキ買ってきたどー!

うっほほーっ!
食う食う!

通風が怖い
と言いながら日本酒を飲み

糖尿が怖い
といいながらケーキをガツガツ食べる父

多分、明日あたり

私がちょっと目を離した隙に
いなくなってしまうんだろう

レオナルドは物知りなので
話してると
本当に楽しい

また、話そうね

これ、置いてぐがら
と言って
まるでプレゼントみたいに
洗濯物渡すのは
やめようね

また、いつでも
突然に

私のそばに

いてね。









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keiko