桜の咲く頃。

もうすぐ桜が咲くのかな。

数日前に

もう何年経つのかなあ、、なんて
ずいぶんむかしに
友人の軽トラックに乗せてもらったり
一緒にコンサートに行ったりしたことを
思い出しながら

ぼんやり空を眺めていました。

月日が経つのは
なんて早いんだろう

子どもの頃は
自分が大人になるなんてことは
宇宙を旅するぐらい
未知な世界で

選挙権を持てる歳になってみると
いずれ歳をとり
自分の顔にシミや皺ができることなんて
想像すらできず

いざ立派にシミや皺ができた顔になっても
遠い将来
自分が他人のお世話にならないと
生きれない時がくることも
想像できない

計画性という言葉とはまるで無縁で
石橋を叩いて渡るという言葉も知らず

それでも元気にしてこれたのは
ひとえにまわりの人に恵まれたおかげ

もし100歳まで生きられたとしても
あと数十回しか
桜は見れないんだなあ

人生の幸、不幸、の波で
桜が素晴らしく綺麗で
心打つほど美しく見えた年もあれば

美しいはずの桜を見ても
たいして何の感情も抱かず
視界に入りはするが
心は素通り

そんな年もありました。

桜の美しささえ左右するほどの
人間の感情て、
なんなんだろう

桜が綺麗だね

お花見をしてお酒を飲んで

それが出来るというのは
本当に幸せなことなんだろうなあ。