流木。

まだまだ沢山
書き留めておきたいことが
あったはずなのに



なかなか
気持ちがはっきりしない。





むにゃむにゃしたものや
ほにゃほにゃしたものが


なかなか
言葉にまで濾過されない



ひとつだけ
はっきりしたものは



私の立場。




被災地で生きるひと
被災地じゃないところで生きるひと

以前は、そこがごっちゃになって



まあ、色々

言われたり非難されたり



でも、少しずつクリアになった。



それが今回、嫌じゃなかった。



クリアになることで
自分になにができるか
少しだけ見えてきた。



昨日、ふと、


あれから三年経つんだなあ、て。





震災後、初めて


「振り返る」
ことができた。



無い物を手に入れる努力より
まず、持っているもので勝負しようか?


その後で、無い物を手に入れる方向に
シフトしてもいい。


勝負というのは、
誰かと何かしらの競争ではなく


自分の時間の過ごし方です。



よっちゃんの存在が
大きかったなあ。



今回の南相馬で
案内、運転、あらゆるコーディネートを
親友のよっちゃんに頼んだ。


勝手に親友呼ばわり、笑


嫌がるなよ!!笑



彼があちこちの場面を見ながら
歯に衣着せぬ物言いで
ストレートに色々話してくれた。



不幸がらず
可哀想がらず
かといって、はしゃがず


彼の言葉で
自分の感情がクリアになる場面が
沢山あった。



南相馬のひとたちが
本当に本当に
がんばっていることを知った。


そうではない人もいることも
理解した。




最近、思ったことがある。


役割分担。



私が何かをしようとする時
必ず配役が揃っていることに
気づいた。


うまく出来てるなあ、と思う。



もしこれが
けいこ人生劇場
という映画なら


ナイスキャスティング!!!


素晴らしい!
の一言。



同時に私も
誰かの人生の主演映画の名脇役として
存在できていたら
嬉しいなあ、て思った。



きっと
私のまわりには、
自分がやろう
自分がしたい
と思うことを

素直に正直に楽しく

やっているひとが多いんだろうな。




ここの配置に
こんな人材が欲しい!

と思った時に
いなかったためしは無い。


これは、すごいことだと思う。



面白い映画ほど
順調に可もなく、不可もなく、
進むことは無いからね。


まあ、色々あるわさ




ハッピーエンドで終わりたいなら
自分が何をしたら
気持ち良いのか
何をしている時が気持ち悪いのか
自分でちゃんと確認しながら
進むことが一番かもしれない



よっちゃんが
どれぐらい歯に衣着せぬ物言いかと
言うと



初めて会った時は



けーこちゃん!
本物のけーこちゃんだあー!
写真て、、詐欺だな、、



と言った







ずっと連絡してなくて
久々に話したら



まーた、ブログ
当たり障りないごと書いてっから
色々本当はぶちまけたいごど
あんじゃねーのー?
て思ってだよー


て、言われた、、にひひ





こういうひとの視点は
本当に私の感情を
クリアにしてくれましたよ、まったく!




私が自分でしたいこと


それに
惜しみない応援の気持ちをくれる
すてきんぐさん全てに
感謝しています。



私を信頼してくれているひとを
私は信頼するのかもしれない。



久々のダラダラブログ

まとまらないなら
それもよし。





写真を見ていた。
両親と一緒に出歩いた時の写真



流木




実家から車で10分かからないところ。




私は
残しておきたくて写真にとった。


母は車から降りなかった。



車に戻ると母が


ここいらへん、初めて来たー
と言った。


え?


三年も、このへんに住んでいたのに?



ここいらへんに来っと
怖いし、苦しくなっから
これ以上はやめで帰っぺ

と言った。



リアルだった。



あの日この場所にいたひとと
私の違い



お母さん、ごめんな
私がこのへん歩ぐの、いやか?


いや、嫌じゃねーげど
わだしは、いい

わだしは怖いけど
けーこちゃんは好きなどこ(場所)
だったな



知って欲しい気持ちと
そっとして置いて欲しい気持ち


私にしか出来ないことが
見えた気がした。


母には出来ないことが
私には出来る






南相馬に着いた初日に

けーこちゃん!
これ、お土産!
と言って

母が苺をくれた



初日にお土産?
しかも、生もの?ガーン



持ち歩いて少しいたんで
宿の暖房で少しいたんで
新幹線で少しいたんで


東京につくころには
だいぶいたんだ苺が


本当に美味しかった





母はまだ見ない
私は見た


流木



流木て、集めて焚き火にできそうな
小枝をいうのかと




思っていたよ。


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keiko