今年一年を振り返り、
激動の一年だったと
先のブログに書きましたが

勿論、物理的な変化
環境の変化は、
かなり大きなものでしたが

自分で一番驚いているのは
価値観がだいぶ変わってしまった
ということでした。

変わった、のではなく
変わってしまった、というのは
自分の中での出来事ではなく
過去自分から未来自分に
別な人間になってしまったかのような感覚に囚われたからです。

実際には
どこまでいっても私は私なのだけれど

なんだろうなあ、、、

大切な人を失った時に
その人が亡くなったのではなく
自分自身が
その人がいる世界から
その人がいない世界に

勝手に自分がシフトしてしまったような
感覚になるのと

それは少し似ていました。

一番の変化は

かっこよさの感覚が変わったことでした。

今まで
かっこいいと思っていた
人、物、価値観、生活の仕方、
それらが
かっこいいと思えなくなったり、
逆もしかり

例えば
ファッション一つとっても
おしゃれな人をおしゃれと
思わなくなりました。

あんまり気を使わないたちなのかな
なんでこんな格好？
と感じていた例も
（ごめんなさい）

あ、この方は
こういう職業で、こういった考え方で、
このメッセージで、こうなのね？
がわかると

確信犯というか
戦略家というか

ものすごくかっこよく思えたり。

価値観で大きかったのは
お金に対するところです。

簡単に言ってしまうと
お金がある人を
かっこいい！
と、強く思うようになりました。

何不自由なく湯水のように
お金を使える人は
まだまだ少ないと思います。
そこまで一足飛びに行けないにしても

でも、自分がこうしたい！
と思った時に
そうできない、のは
やだな、、と
それが体力や環境なら
あきらめもつくけれど
理由がお金が無いから
というのは
残念すぎると

思うようになりました。

あー、、
ちょっと違うかなあ、、

うん、違うかも。

お金で解決できる感情が
世の中、山のようにある
ということに

気付いたのかも
しれないです。

要は使い方。

要は使えるだけのお金があるかどうか。

これは、
震災からずっと引きずっていた自分の中のテーマに一つ答えがでたような
感触がありました。

もっと本質にせまるとすれば
お金を持つ為の
力量、手段、能力、を
体得している人はかっこいい

それを人に教えてサポートしてあげれる人は本当にかっこいい

そういったかっこいい人たちが
今年はたくさん、

私に対して
お金を使ってくれました。

缶コーヒー買ってあげるね！
から

うまい肉喰いにいくぞ！
まで

笑

バブル絶頂期に青春を過ごした私としましては、笑

おごってくれて
ありがとう！
わーい！

でしたが

今年一年で
一番意識が変わったこと！

それは、

なんか、美味しいもの
おごってあげれる人になりたい！
でした、笑

色々書いたわりに
内容浅くて、ごめんよ、笑

楽しいこと盛り沢山の一年でしたが
辛く、どうしていいのかわからない、
みたいな場面も
沢山ありました。

そんな時
何も言わず
何も聞かず
美味しいもの食べにいこう！
（だいたい、ただ呑んでるだけ）
これ、プレゼント！
（安いハンカチとかお菓子とかです）
これで美味しいもの食べておいで！
（何故か突然2000円くれた）

こういう人に私はなりたい
（by宮沢賢治せんせい）

今まで
たまにですが
友人知人から
話を聞いて欲しい、、、

悩み相談というか
アドバイスを求められる場面がありました。

色々うんちく
私なりの意見を言うと
本当に喜んで、感謝されました。
でも、

私はそこで

今日はいいよ！

と

おごってあげることが
なかなか出来ませんでした。

気持ちよくわりかんです。

彼女を助けてあげたいのに
力になりたいのに
ほんの少しの間でも
お金や時間の心配をせず
リラックスさせてあげたいのに

あーあー

焼肉とか寿司とか
食わしてやりたかったなあ。

来年の私は
人に笑顔で
おごってあげれる人に
なりたいです。

自分のことで精一杯ではなく
人にお金を使ってあげれるだけの
人になりたいです。

俺なんかさ
ただのサラリーマンだし
音楽とかできねえし
好きで聞いてるだけだし
小遣い制だよ？
ダサいよなー

そう言って
飲み代全部おごってくれたあなたが

本当にかっこいいと
思いました。

少ないバイト代の中から

好きなもん
これしか浮かばなかった！
と言って

コンビニで売ってるバームクーヘン
もらいました。

自分で欲しいもの沢山あるだろうに
すごいなあ、て
思いました。

ありがとう。

来年は頑張るぞ！

2014.12