あなたがいたからだ。

解釈というのは、
人それぞれ違っていて。

ひとつの言葉が夢のように沢山の感情を
伝える時もあれば

たったひとつの言葉が
命とりになる時もある

そんなつもりは無かった

通じるのは

ある程度
解釈に共通項が多いタイプの人であって

解釈が自分と乖離している相手には
何を言っても
無駄だ

伝わらない
のではなく

違う解釈で受けとられるから
ひとつの言葉が
全く別な意味を持って

意図しない方向へ
飛んでいってしまう

だから、ある意味
伝わっている
のかもしれない

伝えたいことと違うことが
伝わった結果なんだろう


人が傷つく
という現象は
多分こういうことなんだろうな

たいがいは
傷つけた方が悪い

どうして傷つけたのか
わからないのだから

無知は罪だと思う

じゃあ
どうすれば良いのかと言えば

結局はわからない

わからないひと
合わないひととは
離れるのが一番の薬

でも

それでも分かり合いたい
と思うひとには
どうしたらいいんだろう

伝え続ける?
それは相手にとっては
傷つけられ続ける
という現象をもたらすのかもしれない

そんなことが
許されるはずはない

頭がぐるぐるして
何がなんだかわからない状態になる時がある

そんな時は
じっと黙って感じるようにしている

でもそれも
答えることを放棄したとか
別な意味に解釈されたりする

その場しのぎの
返事をしたくないだけなんだけど

相手の非を一生懸命考える
自己保身の為に
自分が傷つかなくてすむ為に

そんな思考がアホらしいと
腑に落ちた時に
はじめて

私が何個も何個も
言葉を使って
伝えたかったことに気づく

私が笑顔でこの日を迎えられたのは

たったひとつの
あなたに言いたいことは

ありがとう

あなたがいたからだ。

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keiko