追悼。

いろんなことが重なりまして。


もの思い？
センチメンタル？


わからないけど、
涙がポロポロこぼれてきました。

その発端が海老、、、
ていうのが
なんとも情けないんだけど。


でも

我慢していた感情が
自分が思うよりも大きなものだったと

泣けて始めて気づきました。



私の立場からして
触れないでおこうと
思っていたけれど

所詮、自分の為のブログなんだから


書いておこう。




少し前に

尊敬するベーシストの方が
亡くなりました。



決して近しい間柄ではなく
同じステージに立たせていただいたのは
たった一回だけ


それでも
たった一回のステージ裏で
交わした言葉
ご挨拶させていただいた時の
彼の笑顔は忘れがたく
優しい穏やかな話し方は
忘れることなど出来ず


ベーシストとしての
彼のキャリア
プレイスタイル

大好きでした。



亡くなったことを知り
心の中に渦巻く感情は
あるものの


近しい間柄ではない私が
あれこれ触れるのは
失礼、というか
おこがましい気がして


心の中で御冥福をお祈りして
私は普段通りに過ごそうと
決めました。


会いたいひとに
会えたり
美味しいものを食べたり



でも


心の片隅には
ずっと引っ掛かっていて。



ライブで献花が出来ると知り
行きたい！
と思ったけど



ギリギリまで悩んで
足が動きませんでした。



バンドのメンバーの方に
直接ご連絡しようと
したいと思ったけど
私など比較にならない
大きな悲しみの中にある方々に
私は何を甘えようとしているのか

何も出来ませんでした。




結局、私がしたことは
おうちで1人でお酒を飲みながら


○さん。
本当にありがとうございました。
お疲れ様でした。

空に向かって
話しかけることぐらい。
ただ、ただ、感謝の思いを伝えました。





今日

FBで



ステージ上のいつも彼がいた場所に
彼のベースが置いてある写真を
見つけてしまい


はじめて後悔しました。




もっとずっと
ステージに立つべき人



ベースだけが
ステージに立ってる




涙が止まらなくなりました。




彼のプレイをもっと聞きたかった
もっともっと見たかった


何をどうしていいのか
わからない


泣けてきて

泣けてきて







おうちが近かったのかな？

数年前に
偶然、近所のCDショップで


お会いしたことがありました。



私が並ぶレジの後ろに
偶然並んでおられて


びっくりしてご挨拶すると



バンドマンなら誰でも持ってるよね？
ぐらいの
スタンダードなCDを手にしておられて



思わず



それ、買うんですか？
て聞いたら



恥ずかしそうに




友達に貸したら
返ってこないんだ、、、


て、照れ笑いされていました。



じゃあ、買うの二回目ですか？笑



うん。
二回目、笑




私も思わず笑ってしまって。





優しい方なんだな、、、





沢山の方のFBで

彼が、
どれだけ素晴らしい方だったか
ライブがどれだけ素晴らしいライブで
あったか



嫌というほど


わかりました。





こういう時に
どうしていいのかわからなくなる


自分でも
バカだな、
て



思います。




魂の兄さんが
優しい言葉をくれて
なんだか一気に吹き出して
ちゃんとしようと
思いました。
蓋をせずに
悲しんでもいいんだ
て



思えました。






はじめて涙が溢れてきて



少しだけ
蓋をしていた感情を味わいました。








私はあなたを
ベーシストとして
人として


尊敬していました。



月並みな言葉しか
持っていないけど


心から感謝しています。



ありがとうございました。



ありがとうございました。