反射。

今夜はゆっくり過ごそう。


ベランダで1人晩酌。


タバコ吸いながら赤ワイン。



あれ?
と思い、目をやると

いつもの暗いベランダの床が
何やら光っていました。




んー??

近くからサーチライトでも
当てられてるのか?

んなわけない!



あちこち目をやりましたが、
盲点


なんと天上の月が
ベランダの床を
照らしていたのでした。




ベランダの屋根に隠れていて、
なかなか気づきませんでした。


ベランダから身を乗り出したら
ほぼ真上に月。



なんか、、、



ロマンティックだな~



これで、隣に
素敵なひとでもいれば

もっと
ロマンティックなんだろうけど(笑)







今日読んだ本の中に



自分一番でいこうね!



という言葉がありました。



なんだか目の前が
ぱあーっ!
と明るくなりました。



自分にも言えることですが
ここ近年


あー、、、

近年て、時代のことではないかも
しれないなあ。

私と同年代の
特に女性に


いきすぎた我慢の果てに
心の悲鳴をあげているひとを
よく見ることが増えました。


近年、と感じるのは、
そういうものが噴き出す年齢に
自分とまわりが近づいたからかも
しれないです。



反省と、自分を責めることが
似て非なることのように


我慢と、自分を殺すことは
明らかに違います。



我慢して
我慢を重ねて
辛い思いをしているひとなら
なんとかまわりが
助け出せるけど


自分を殺して


あー、
また、

言葉選べ!
とか

他人が読むものに
暗い文章書くな!
とか


批難されたりすんだろか、、、。











知るかっ!





そうそう。

そんでさ、
その
自分を殺して生きている状態に
なってしまっていると

なかなか
まわりが救い出すことも
出来ないんだなあ、、て。



今日読んだ本にも
まさにそういう内容のことが
書かれていて


うん、うん!
そうだよ!
て、

強く同意しながら
一気に読み進めてしまいました。



我慢しているうちは、
こんな理不尽な我慢は
もう、いやだ!

て、


その場を離れることも
思考の隅に持てるけど


自分を殺して生きているひとは
全てを自分の責任と捉えて
私が至らないんだから
仕方ない


なんて


平気で言ったりします。



他人の犠牲になっていい人間なんて
この世に1人もいない。


犠牲を強いる人間に
我慢が足りないなんて
言われる筋合いはない。


でも、そんな台詞を
平気で言える人間こそが
自分が犠牲にならないと
幸せが成り立たない

もしくは

犠牲にならないと
愛してもらえない


そんな意識が
無意識に刷り込まれている


自己評価が底辺
自己評価が泥沼より深く低い

ある意味
救えない人間なんだろうな。



色々考えてたら、
久しぶりに
頭の中のループが止まらなくなり


本当、
久しぶりに
思考が止まらなくなりました。


ここ最近
こういうのなかったんだけど。



久しぶりに、ある、てことは
これを考える時に
来ているのかもしれません。




力になりたい!
助けてやりたい!


いくら私が思ったところで


本人が心から
本当に幸せを望む心がないと


どうにも手だしができない。




誰かが、何かが、
無いと不安というのは
幸せとは少し遠いと思います。


物質面、精神面、
自分で自分を満たしてあげようとする
心地良さ。

それが貧乏であろうと
つきまとう孤独感があろうと
それでも心地良い。

孤独感と、不安は、
違います。



他人に犠牲を求める人間というのは
その心地良さを破壊しようと
するように感じました。


そのひとが
自分で自分を満たす努力をすることの
心地良さを知ってしまうと



自分の存在価値がなくなるから。



自分の存在価値を高めるために
他人に犠牲を強いるなんて



バカげている。









夫婦とか、友達とか、
上司と部下とか、

関係性はなんだっていいけど


この図式が成立している場面を
よく見ることが
増えました。





湖であっぷあっぷ溺れてるほどの
自己評価なら

あんた!
目を覚ませ!
本当は泳げるよ!
て、


言ってあげれるけど




暗い湖の底ほどの自己評価なら
岸辺からは何も見えない。



そして



深すぎて




水面は静かだ。





ひとを傷つける人間というのは



性格が悪いひとでもなく
やたらケンカっぱやいひとでもなく




限りなく
自己評価の低い人間なのかもしれないと



思いました。





誰かの何かを受けたとき
それを反射させて返しているものが


自分の中の


愛なのか


劣等感なのか





どの鏡を使っているかは



本当は
神様にはバレていて


それ相応の結果が待っている。




同じことを言って
怒るひとと
笑うひとが
いるシステムが




なんとなく
わかりました。





どうしていつも
怒っているの?






月が






綺麗だよ。

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keiko