人が煎れてくれたお茶。

友人のお茶会に参加してきました。


ティーパーティー?
三人だけど(笑)。




今日は、
ほうじ茶にしたわよ。


微笑みながら
お茶を煎れてくれました。




美味しい。




うわー!
ありがとう!
美味しい。


なんか、嬉しいなあ。
私、人に煎れてもらって
お茶飲むのなんて、久しぶりだよ!



と、



そこまで言って





はっ!



としました。








私が煎れてあげればよかった、、、。





私より、けっこう年上の彼女は



家族があり、
主婦であり

確か、お孫さんもいらっしゃったはず。



今までの人生
何回、、下手したら何万回?
お茶を煎れてきたんだろうなあ、、、。





ご主人に
子どもたちに
友人、知人に
お客様に
お孫さんに



美味しい?

と微笑んでいる目の前の彼女。





私の母ぐらいの年齢の友人の

煎れてくれたお茶が





本当に美味しくて。





涙が出そうになりました。


一杯のお茶で
ぐっときてしまいました。



私の久しぶりなんかより
比べ物にならないぐらい


彼女は
人に煎れてもらうお茶を
飲んでいないように思いました。



それは、彼女のまわりの人が
気がきかないのではなく

彼女の優しさが
誰よりも早く


お茶を煎れてあげる側

にたたせてしまっているように
思いました。





喫茶店でコーヒーを頼むのは
簡単だけど



普通にお湯を沸かして
普通に急須で煎れる
ただのお茶。



このお茶が


こんなに美味しいなんて。




あのね、、
次は、私が
お茶煎れてあげます、、、



そう言うと、




あら、そうお?
ありがとう



そう言って
ニコニコしていました。




もう一人の友人が

煎れてもらって飲むお茶って
美味しいよね~

と言って笑いました。





お母さんの煎れてくれたお茶
おばあちゃんが煎れてくれたお茶
友人が煎れてくれたお茶



何にも考えず

ただ、ずびずび飲んできました。






私も



誰よりも早く



お茶を煎れてあげれる人に




なりたいなあ。

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keiko